6月某日、東串良町柏原において、松林を松くい虫の被害から守るため、マツノマダラカミキリに対する薬剤の地上散布を実施しました。
松くい虫被害は、マツノザイセンチュウが松の体内に入り水分の通導を阻害し、松を枯らしてしまいますが、マツノザイセンチュウは自分で松から松へと移動できません。
松の樹幹に潜入し松を枯らしたら、他の昆虫の力を借りて次の松に移動します。
このマツノザイセンチュウを運ぶ「運び屋」が、「マツノマダラカミキリ」なのです。
作業途中、ホースが破れるトラブルがありましたが、無事、作業完了しました。
東串良町の柏原海岸には広大な松林が広がっています。
近くにお越しの際は、ぜひ一度、お立ち寄りいただければと思います。
by オオボタンタケ